俳句結社「雉」へようこそ
俳誌「雉」は、昭和60年(1985)、林 徹により、広島にて創刊されました。林 徹は、「風」の同人であり、「雉」は、沢木欣一・細見綾子を師系として誕生しました。
林 徹は、即物具象・客観写生を信条として句作に取り組んできました。平成20年(2008)3月、林 徹亡き後は、田島 和生 が主宰を引き継いでいます
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第75回 「雉」ネット俳句(3月の募集)結果発表!
たくさんのご応募に感謝申し上げます!
入選作品をどうぞご覧ください!第76回 「雉」ネット俳句 4月の募集 開始! 締切 4月30日 午後9時
ジュニアの部も同時募集!
新しい春を詠んでみませんか?
皆様の秀作をお待ちしています!★ 「雉」4月号を公開いたしました。
★ 祝・上梓 藤戸紘子さん『新樹光』
★「雉」35周年記念号(8月号)を、2000円にて頒布致しています。
お申込・お問合せは、「おたより」へ。★オンライン俳句図書館 オープンしました!
www.haiku-sen.com/ オンライン俳句図書館スマートフォンでもお読みいただけます。
是非、ご利用ください。 -
ご案内 サンプル誌は500円で頒布しておりますので、お問合せください!
ご入会・サンプル誌お申込
お待ちしています!
小倉 遊亀 画伯 「草と古九谷」

2021年「雉」の表紙、小倉 遊亀 画伯「草と古九谷」
小倉 遊亀 (おぐら・ゆき)
今年の「雉」表紙絵は、小倉游亀(おぐら・ゆき)の作品「草と古九谷」です。画伯ゆかりの画廊㈲「鉄樹」のご厚意で、今年もお借りしました。
画家として円熟期を迎えた1968年(昭43)、七十三歳の時の作品。こがね色と深い朱色を背景に、花や扇模様を描いた細首の徳利に、可愛い小花をつけた緑の草花を添えて描き、静かな境地を思わせる典雅な優品である。
画伯は、作品について「この古九谷徳利は、(日本画家の)もと小林古径先生御愛蔵のものでした。何度描いても描きつくせない味があり、どんな草を横に置いてもよく似合うのです。これはうちの(北鎌倉の)裏山に咲いた名も知らぬ雑草です」と、画集に書いている。
1895年(明治28)、滋賀県大津市生まれ。安田靫彦に師事。日本美術院同人として活躍し女性初の理事長。上村松園についで女流画家として二人目の文化勲章受賞。2000年(平成12)、天寿をまっとうし、105歳で逝去。
(田島 和生)